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September 29, 2005
THE ICEBERG 3
家に帰るまでのあいだ、ぼくの頭蓋骨はかれの説教を何度も巻き戻していた。午前5時、帰ってきた。チビとオフェーリアは眠っていた。シャムの双生児みたいに抱き合って。
ドレッサーの上の金を取り上げた。225ドル。
クリスを見にいった。彼女はベッドで本を読んでいた。こちらを見あげると、本を開いたままお腹の上に置いた。枕の下に手をやり、お札をぼくに手渡した。
チェックする。6ドルだった。夜遅い時間に通りへ立った新しいビッチにしては悪くない。彼女は裸だった。パジャマを買ってあげないと。クリスの腕をはらいのけるように、煙草に火を点けた。
「ダディ、あたし、がんばったかな」
「クリス、まだはじまったばかりさ。きみが稼ぎだす100万ドルの第一歩にすぎない。ホット・ドッグの屋台をはじめたどっかのバカみたいな気分だよ。
その本をどけてくれないか。少し眠ろう。明日になったら、リロイにお別れを告げるんだ。ぼくがきみの男になったことを、説明しておいで。
明日の夜、ファミリーのみんなでキャバレーへ行こう。今日はぼくの誕生日だから。起きたら、きみの最初の夜の話を聞かせてもらう。すぐにきみのパートナーもコップするつもりだから。ベイビー、おやすみ、クリス」
目が覚めると、午後の1時だった。寝返りを打つと、大きな茶色い瞳がこちらを見つめていた。オフェーリアだった。ぼくのまぶたにキスしはじめた。
「ダディ、ダディってかわいいね。ビッチみたいなまつ毛してる。フィリスがクリスを連れて刑務所のまぬけのところへ出かけたよ。ダディ、あなたのキャンディーにキスしていい?」
「もう。ぼくのファミリーのホーはお喋りばっかりだな。じゃ、お化粧道具をとってきて、ぼくの足の爪を切ってペディキュアでも塗れば。今夜はお誕生日パーティーだから、みんなお洒落しなきゃ」
「年はいくつなの? ダディ、19才でしょ」
「ビッチ、ぼくは119才だよ。かわいい顔してるだろ」
クリスとチビが、3時くらいに戻ってきた。クリスは深刻な表情をしていた。
「で、あいつ、どうだった? 鉄格子で首を吊ったとか?」
「ダディ、かれ、落ち込んじゃって。たぶん、あたしを見つけだしたら、殺すと思う。心臓が破裂したみたいに泣いてた。あなたを必ず殺すとか言ってた。気持ち悪いよ、ダディ。ほんとイヤになった。ちょっと横になりたい」
ぼくは思った、「あのカタギ野郎、ほんとうざいな。逆に襲いかかってやるわい」
ぼくたちは、ゴールド・コーストのちかくのスワンクな白い店でパーティーをした。朝の4時に家へ帰ってきたとき、ぼくはシラフだった。女どもは、ぶちギマッていた。ベッドへいって眠ることにした。
1時間後、目を覚ますと、3人のホーどもがぼくと同じベッドでおしくらまんじゅうをしている。体中を撫で撫でしたりキスしたりしている。
《ミスター・スリラー》もサーカスする気まんまんだった。おまえは1回に1人にしか入れられないんだから、と言い聞かせた。おまえはピンプで、ヤリチンじゃないぞって。
そして、クールにサーカスを繰り広げた。結局、寝たのは午前8時すぎだったな。
投稿者 Dada : September 29, 2005 04:49 AM