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October 08, 2005
IN A SEWER 2
1945年12月になっていた。戦争は終わっていた。世界は血塗られた傷口を舐めていた。麻薬とピンプ・ゲームが、ぼくの可愛い顔を変えてしまっていた。髪が薄くなってきていた。ぼくは28になろうとしていたが、見た目は40だった。
7年間、ぼくは「ピンプの本」を学ぶことにすべてを費やしてきた。司祭になることを欲して止まない僧侶のような情熱で、それに従事してきた。ぼくは、黒い神のように考え、行動してきた。
だが、そのぼくが、今はキッチン付きのワンルームに引き籠もっているんだ。古めかしい二階建てのビル。建物の裏手にある1階の十号室。夜、廊下を歩いていると、ネズミどもが囁きながら路地裏から侵入してきた。蝶番の壊れたドアの下から入ってきた。
ぼくの頭蓋骨には、漠然と不安になるような疑問がうずまいていた。もしかして、ぼくは神のイミテーションですらないのか? そんなことがあり得るのか? たぶん、ぼくは3度目の刑務所行きを待つだけの、しがない黒人ピンプでしかないんだ。
ステイブルのホーの中で、クリスだけが訪ねてきた。いっしょにコカインを注射するのだった。ぼくがどれだけ不安なのか、彼女には悟られないようにした。神が頭痛のタネを抱えてるなんて。
他のホーには、ぼくがこんな惨めな場所にいることをおしえなかった。まったく、神がカタギの糞野郎として生きていけるわけないだろ? クリスはすべてを知っていた。クリスにとっては、神のオナラはまだ、バラの香りがするのだ。ぼくは、彼女とスムースなシステムを開発した。いくら最高のピンプでも、やっぱりホーと個人的なコンタクトを取らなくてはならないから。
投稿者 Dada : October 8, 2005 06:00 PM